愛用している羽毛布団、丸洗いクリーニングをしてもボリュームダウンして、暖かくなくなってきたなんてことありませんか?「そろそろ買い換え時期かな🤔⁈」とお悩み中の方もいらっしゃるのでは…?でも、買い換えるその前に『リフォーム(打ち直し)』をご検討されてみてはいかがでしょうか。実は!羽毛布団も『リフォーム(打ち直し)』をすると、また新品のように弾力性と保温性を取り戻すことができるんです。丸洗いクリーニングしても、以前の使用感が甦らないと感じるようでしたらタイミングかもしれません。
羽毛布団のボリュームダウンの原因

定期的に日頃のお手入れや、丸洗いクリーニングなどをしていても、長年愛用しているとどうしても、ヘタってきてボリュームダウンしてきてしまいます。羽毛布団のボリュームダウンは、次のようなことが原因です。
✅ 長年の使用で、中綿の羽毛が壊れてしまっている。
✅ 中綿の羽毛がピリング状態のため、ダウンが絡まり合い空気を含むことができない。
【ピリング状態】とは…?
羽毛に汗や皮脂などがこびりつき、ベタベタしている時に起こりやすく、ダウン同士が絡まりあっている状態
羽毛布団はダウンパワー『dp』が大事!

『羽毛のダウンパワー(dp)』とは、羽毛の暖かさや耐久性の目安となる数値のことです。ダウンパワー(dp)の数値が大きいほど、空気をたくさん含んで弾力性のある高品質の羽毛ということです。
『dp』と日本羽毛製品協同組合が発行のゴールドラベル(品質推奨ラベル)
下記は日本羽毛製品協同組合が発行している、ゴールドラベル(品質推奨ラベル)が付けられる羽毛布団のダウンパワー(dp)です。以降にご紹介している『しももとクリーニング羽毛布団リフォーム(打ち直し)』の各コースのダウンパワー(dp)を見るときの参考にしてみて下さい。
ゴールドラベル | ダウンパワー(dp) |
プレミアムゴールドラベル | ダウンパワー440dp 以上 |
ロイヤルゴールドラベル | ダウンパワー400dp 以上 |
エクセルゴールドラベル | ダウンパワー350dp 以上 |
ニューゴールドラベル | ダウンパワー300dp 以上 |
羽毛布団に使用されている羽毛の種類と特徴

羽毛布団に使用されている羽毛は大きく分けると、ダック(アヒル)とグース(ガチョウ)の羽毛の2種類ですが、グース(ガチョウ)については、マザーグース(ガチョウの親鳥)の羽毛が使用されている羽毛布団もあるので、全部で3種類の羽毛が使用されています。価格は、ダック(アヒル)<グース(ガチョウ)<マザーグース(ガチョウの親鳥)の順で高価になります。
ダック(アヒル) | アヒルから採取する羽毛でグースよりも安価な羽毛。1羽から採れる羽毛の量は20g程度。高品質のアイダーダックという高級羽毛もある。 |
グース(ガチョウ) | ガチョウから採取する羽毛。羽毛のサイズが大きく軽量で羽根のニオイがあまり気ならない。 |
マザーグース(ガチョウの親鳥) | 飼育期間が2年以上で飼育の段階から厳選された、体格が大きく成長した親鳥の羽毛。ダック(アヒル)やグース(ガチョウ)よりも高価で、耐久性と保温性に優れている。 |
ダウンとフェザーの違い


ダ ウ ン | アヒルやガチョウなどの水鳥の胸部の羽毛。綿毛のような形状をしており、ふんわりとした感触 をしている。軽量で保温性に優れている。 |
フェザー | アヒルやガチョウなどの水鳥の翼部の羽毛。羽軸のある1枚の羽根の形状をしていて弾力性があ る。羽毛サイズが6.5㎝以下の羽軸が細く柔らかい「スモールフェザー」と呼ばれる種類もある。 |
そもそも「布団のリフォーム(打ち直し)」とは?

江戸時代の「布団の打ち直し」は、古くなった布団を綿弓と呼ばれる棒でほぐし、綿入れや座布団に作り直す作業が職人の手作業で行われていました。現代の「布団のリフォーム(打ち直し)」は、専用の機械やミシンなどを使って、布団の中綿を取り出してゴミやホコリを取り除き、きれいに洗って乾燥・殺菌し、減った中綿の分量を補充します。その後、新しい側生地に充填し縫製をして、布団を新品のように布団を再生します。
羽毛布団の「リフォーム(打ち直し)」と「リサイクル」の違い
☝️羽毛布団の「打ち直し」は「リフォーム」とも言われ、「自分の羽毛布団の羽毛」と「補充される新しい羽毛だけ」を使用して、新しい側生地で布団を仕上げます。
☝️羽毛布団の「リサイクル」は、「他人の使った羽毛布団の羽毛」が「自分の布団に混ってしまう」のが特徴です。廃棄処分された羽毛布団の羽毛に、洗浄などの再生加工を施し新しい側生地で仕上げます。
☝️業者によっては「リサイクル」と「リフォーム(打ち直し)」を同じ意味で使う業者もあるので、「リサイクル」と表現されている場合は、利用する前に業者へ作業方法などの確認してみる方が安心です。
羽毛布団の「リフォーム(打ち直し)」をする7つのタイミング

羽毛布団のシミ汚れ

羽毛布団のダメージ

羽毛布団の破損
① 羽毛布団の使用年数が10年を超えている
② 普段のお手入れや丸洗いクリーニングもしたのに、ボリュームダウンして暖かくない
③ 使用している羽毛布団のサイズを変更したい
④ 布団の中の羽毛に片寄りがある
⑤ 側生地が古くなり、羽毛布団から羽毛が飛び出してくる
⑥ 羽毛布団の色が変色している
⑦ 汚れやペットによる臭いが丸洗いクリーニングしても取れない
羽毛布団の「リフォーム(打ち直し)」のメリット&デメリット
✅ 買い換えるより安い場合がある
羽毛布団の価格は近年高騰している傾向にあり、同じグレードのものを購入しようとすると、以前の購入価格より高額になったり、同じくらいの予算で探しても、低いグレードのものを購入することになったりする場合がある。
✅ サイズ変更できる
リフォーム(打ち直し)の際に、布団サイズの変更が可能。
✅ 側生地の再利用ができない
側生地をカットして中綿を取り出すため、もともとの側生地は再利用することができないので、側生地も新調する必要がある。
羽毛布団をリフォーム(打ち直し)できないケース
☝️ 羽毛布団のリフォーム(打ち直し)が可能か不可能かは、羽毛布団のダウン率・布団の経年劣化の重度・リフォーム(打ち直し)をしたことあるか無いか等が関係します。羽毛布団のリフォーム(打ち直し)を検討する際に、品質表示に表記されているダウン率や布団の状態を確認してみる必要があります。
✅ ダウン率が80%以上の羽毛布団であれば、リフォーム(打ち直し)が可能。
✅ 羽毛充填量が1kg未満で、ダウン率が70%未満の羽毛布団。
✅ 長年の使用で劣化や損傷が見られる羽毛布団(15年以上使用している場合は注意!)。
✅ すでに一度、リフォーム(打ち直し)をしたことがある羽毛布団。
羽毛布団は何回も「リフォーム(打ち直し)」できない!
一度「リフォーム(打ち直し)」をした羽毛布団は、羽毛が古くなっているので度重なってリフォーム(打ち直し)をすることができません。リフォーム(打ち直し)ができるのは一度だけです。
新品の時から約10年くらいを目安にすると、新品の時の羽毛が約10年目になります。それからリフォーム(打ち直し)をしてまた10年使用すると、新品当時の元々の羽毛は約20年使用するということになります。20年も使用した羽毛は古くなりすぎて十分に再生できず、品質的にも使用に耐えられないからです。
羽毛布団のリフォーム(打ち直し)の価格帯の目安
羽毛布団のリフォーム(打ち直し)の値段は、業者ごとでかなり差があります。使用している羽毛のランク(ダウンパワー・産地・羽毛の種類等)や補充する新しい羽毛の充填量、側生地のランク、キルティング加工などの仕立て方によって値段に差があるようです。そこでリフォーム(打ち直し)の価格帯目安を、業者8社の値段を参考にまとめてみました。
リフォーム(打ち直し)の種類 | シングルサイズ | ダブルサイズ |
お手頃なコース | 20,000円~35,000円程度 | 30,000円~49,000円程度 |
スタンダードなコース | 27,000円~48,000円程度 | 37,000円~70,000円程度 |
プレミアムなコース | 33,000円~110,000円程度 | 44,000円~150,000円程度 |
羽毛布団のリフォーム(打ち直し)業者を選ぶ時のポイント!
☝️ はじめて大事な羽毛布団をリフォーム(打ち直し)する時に、どんな業者を選べば安心なのか悩みどころですよね。安心して大事な羽毛布団を預けるなら『日本羽毛製品協同組合のリフォーム認定工場』で、リフォーム(打ち直し)を行っている業者が安心安全です。
『日本羽毛製品協同組合』とは?
日本国内における羽毛製品メーカー、100社以上が加盟する組合です。羽毛ふとんの有効利用を推進する事により、地球環境に少しでも貢献する事を目的とし、認定基準を満たしている企業をリフォーム工場として認定しています。【出典:日本羽毛製品協同組合ホームページ】
『リフォーム認定工場』とは?
日本羽毛製品協同組合が、各企業がリフォーム・リペアに関する設備と方法を立ち入り調査し、一定の認定基準を満たし適切と判断された工場です。【出典:日本羽毛製品協同組合ホームページ】
おすすめの羽毛布団のリフォーム(打ち直し)業者

☝️ 今回は別記事でも羽毛布団の丸洗いクリーニングで体験レビューしたことがある、『しももとクリーニング羽毛布団のリフォーム(打ち直し)』をご紹介します。羽毛布団のリフォーム(打ち直し)の特徴や作業工程、サービスの概要などを盛り込んでいますので、ぜひ「しももとクリーニング公式サイト」でも詳細をチェックしてみて下さい😊🫱!
しももとクリーニングの羽毛布団のリフォーム(打ち直し)
☝️創業140年の歴史をもつ西日本最大クラスのリフォーム認定工場と提携し、1枚単位の個別リフォーム
☝️はじめての布団リフォーム不安や不明点も、専門のスタッフが申込み前に無料でメールと電話で個別サポート
☝️羽毛布団のリフォーム後のメンテナンスにつきものの「丸洗い」も個別洗い専門店でお得にアフターサービスが受けられる
【有限会社しももとクリーニング】
〒786-0026 高知県高岡郡四万十町平串470-16 〔TEL0880-22-8837 FAX0880-22-8838〕
営業時間9:00~17:00(土日祝除く) メールアドレス:info@shimomoto-cl.co.jp
しももとクリーニング『羽毛布団のリフォーム(打ち直し)』の特徴
提携しているリフォーム認定工場による「個別リフォーム」
☝️創業140年の歴史と西日本最大規模の自社工場を持つリフォーム認定工場
☝️日本羽毛製品協同組合の正会員の中でも、全国に36社しかないリフォーム認定工場の一つ
☝️「リフォームラベル」を保持
〔リフォームラベルは、認定基準を満たしたリフォーム工場で作業されたものだけに使用が許可されている〕
水を使用して羽毛の汚れを取り除き、必要に応じて新しい羽毛を補充した後に、新しいふとん生地で仕立て直し加工をしたものです。ただし何れかの行程でふとんの解体を行います。
【出典:日本羽毛製品協同組合ホームページ】
しももとクリーニングの事前「個別カウンセリング」
初めて布団をリフォーム(打ち直し)する時でも、しももとクリーニングでは専門スタッフが申し込み前に、不安な点やご不明な点などの悩み事をメールや電話で、個別カウンセリングしてくれます。無料で対応してくれるので、モヤモヤ悩んでいる時には、個別カウンセリングを利用するのがおすすめです。
✅ 側生地が破けてしまった💦
✅ 他の人の羽毛と混ざらないの?
✅ こんなお布団はリフォームできるの?
✅ 丸洗いクリーニングとリフォーム(打ち直し)どちらにするべき?
羽毛布団リフォーム(打ち直し)後のアフターケアが充実
布団クリーニング専門店のしももとクリーニングでは、羽毛布団のリフォーム(打ち直し)後のアフターケアとして、羽毛布団の丸洗いクリーニングのサービスがあります。
✅ プレミアムコース:1回無料
✅ スタンダード・エコノミーコース:20%OFF
しももとクリーニングでリフォーム(打ち直し)できない羽毛布団
✅ ダウン率が50%未満のもの(羽毛布団の品質表示にダウン率が記載されています)
✅ 水鳥羽毛100%と表記のあるもの(水鳥羽毛はダウン率50%以下になります)
✅ アイダーダウンを使用の羽毛布団(アイダーダウンは最高級羽毛なので別途見積りが必要)
✅ 肌掛のみや合掛のみのリフォーム(打ち直し)
✅ 羽毛敷きふとんリフォーム(打ち直し)
✅ 羽毛まくらのリフォーム(打ち直し)
しももとクリーニング羽毛布団リフォーム(打ち直し)工程

しももとクリーニングの羽毛布団リフォーム(打ち直し)は、提携しているリフォーム認定工場での一枚単位の個別リフォーム(打ち直し)なので、他人の布団と混ざらないため安心して布団を預けられます。
①お客様から預かった羽毛布団を提携している出雲の工場へ
144年にわたる経験と確かな技術を誇る浅尾繊維工業の専用工場へ持ち込む。
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②羽毛布団の解体
お客様から預かった羽毛布団を解体して羽毛を丁寧に取り出す。
〔1枚ずつ取り出す〕
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③羽毛の洗浄
取り出した羽毛からチリやホコリを取り除ききれいに洗浄。
〔1枚ずつキレイになるまで洗う〕
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④羽毛の乾燥
約80℃の熱風乾燥で、羽毛の機能回復・ダニ等の熱殺菌をする。
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⑤補充羽毛・衛生加工
補充羽毛をして除塵を行う。さらに抗菌加工、防臭加工、防カビ加工を施す。
〔清潔・安心・安全〕
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⑥布団の縫製
お客様が選んだ側生地を一枚ずつ丁寧に縫製します。
〔職人の手作業〕
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⑦羽毛の充填
羽毛をお好みの側生地に丁寧に充填していき、羽毛ふとんを完成させる。
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⑧検品・検針
完成した羽毛ふとんを一枚一枚丁寧に検品し、検針機に通し細部まで検査する。
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⑨最終確認・梱包
厳しい検査に合格した後、お客様へお届けする。
【引用元:しももとクリーニング公式サイト】
しももとクリーニング羽毛布団リフォーム(打ち直し)3つのコース

エコノミーコース概要
コース | エコノミーコース |
リフォーム 通常価格 | シングル〔150x210cm〕:26,800円(税込29,480円) ダブル〔190x210cm〕:38,800円(税込42,680円) |
充填する羽毛 | ふっくらとした大きくて粒ぞろいなホワイトダックダウン85%を使用 ダウンパワー315dp以上 |
側生地 | 肌に優しい綿100%の側生地使用 ナチュラルアイボリー |
標準仕上げ | ぬくもりを逃さない立体キルト加工 |
羽毛ふとんの お手入れサービス | エコノミーコースは有料(サービスの有り/無しの選択可能) ※ あり(+9,350円税込 使用後布団クリーニング) |
お届け期間 | 到着後4~6週間 |
往復送料 | リフォーム価格に含まれています |
スタンダードコース概要
コース | スタンダードコース |
リフォーム 通常価格 | シングル〔150×210㎝〕:48,800円(税込53,680円) ダブル〔190×210㎝〕:70,800円(税込77,800円) |
リフォーム 特別価格 | シングル→今だけ7,000円引き ダブル →今だけ12,000円引き |
充填する羽毛 | フランス産ホワイトダックダウン90%を使用・ダウンパワー363dp |
側生地 | 高級な国産側生地使用(側生地全8種類) 高級な肌触りの60番手超長綿を使用 |
標準仕上げ | ぬくもりを逃さない立体キルト加工 |
羽毛ふとんの お手入れサービス | スタンダードコースは有料(サービスの有り/無しの選択可能) ※ あり(+9,350円税込 使用後布団クリーニング) |
お届け期間 | 到着後4~6週間 |
往復送料 | リフォーム価格に含まれています |
プレミアムコース概要
コース | プレミアムコース |
リフォーム 通常価格 | シングル〔150×210㎝〕:111,000円(税込122,100円) ダブル 〔190×210㎝〕:158,000円(税込173,800円) |
リフォーム 特別価格 | シングル→今だけ15,000円引き ダブル →今だけ20,000円引き |
充填する羽毛 | ポーランド産マザーグース93%・ダウンパワー440dp ダウンボールの大きい厳選されたマザーグースダウンを使用 |
側生地 | 最高級の国産側生地使用:側生地全4種類 リフォーム(打ち直し)の際に、100番手/140番手超長綿を使用 |
標準仕上げ | 身体にフィットする2層式(ツイン)キルト加工 |
羽毛ふとんの お手入れサービス | リフォーム後の丸洗いクリーニング1回無料 |
お届け期間 | 到着後4~6週間 |
往復送料 | リフォーム価格に含まれています |
羽毛布団のリフォーム(打ち直し)【MATOME】

愛用している羽毛布団、普段のお手入れや丸洗いクリーニングをしていても、使用年数が経ってくるとどうしても、ボリュームダウンして暖かくなくなってきたり、表面の汚れや臭いが取れなかったりしますよね。「そろそろ買い替え時かな…⁈」と、お悩みのときは一度『リフォーム(打ち直し)』をご検討されてみてはいかがでしょうか?新品のようにフカフカで、暖かい羽毛布団に蘇らせて心地よい睡眠を手に入れてみて下さい。

フカフカふとんで快眠中 zzz…